近江歴史回廊倶楽部

湖南・湖西の歴史文化施設

大津市埋蔵文化財調査センター

 大津市は、琵琶湖と比叡山や田上山脈などの山々に囲まれ、豊かな自然景観に恵まれた地に位置します。また日本の歴史上、東西交通の要衝にも当たることから回廊的役割を果たしてきたためしばしば歴史の舞台に登場しています。このような自然環境のもとに歴史文化が育まれてきました。

 本市には300ヶ所以上の遺跡があり、小規模な古墳を含めると1000ヶ所を超えるものと思われます。
それらのなかには、石山貝塚・滋賀里遺跡・南滋賀遺跡・百穴古墳群・近江大津宮錦織遺跡・崇福寺跡・穴太廃寺・衣川廃寺・近江国庁跡などの重要遺跡があります。

これらの遺跡や出土遺物は埋蔵文化財として取り扱われており、その発掘調査は追われるように休むことなく続けられています。これらの調査で出土した遺物や記録資料を収蔵・保管・研究し、これらの成果を市民をはじめ多くの方々に知っていただく目的で埋蔵文化財調査センターが、平成7年10月18日に竣工し、平成8年4月1日にオープンしました。

 このセンターは、崇福寺跡・百穴古墳群・穴太廃寺・南滋賀廃寺・近江大津宮錦織遺跡など、市内でも有数の国指定史跡が集中する地域である錦織から坂本までのほぼ中間の滋賀里に位置しています。
付近は大津から京都市左京区北白川へ通じる旧志賀越(旧山中越)の基点にもあたっており、歴史散策する途中に立ち寄る場所としては最適のところにあります。

 この施設では、発掘調査速報展・市内遺跡紹介展・周辺遺跡の参考のための常設展などの展示や考古学の専門家による講演会・出土品を前にして実際に触れ考える少人数の講座や土器の復元・拓本採集など小・中学生や一般の方々を対象にした体験学習や現地見学会など各種講座等を開催し、参加者のみなさんに等身大の歴史文化を体感していただいています。
 当センターを埋蔵文化財に親しみながら学べる拠点施設として大いに利用下さい。

さらに詳しくは次の大津市ホームページをご参照ください。
http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1007428826026/index.html

 (大津市埋蔵文化財調査センター所長)


       

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