近江歴史回廊倶楽部

湖東の歴史文化施設

近江商人博物館の紹介

常設展示の概要


 「てんびん千両・・・てんびん千両・・・」肩に喰い込む天秤棒の重荷に堪え、汗とホコリにまみれた逞しい顔の青年が、険しい山道をあえぎつつ、何やらつぶやきながら登っていきます。
 江戸・明治時代、この近江・五個荘の地から、革新的な商法と不屈の精神、そして何よりもお客様の喜ぶ笑顔を心の糧として、全国津々浦々に行商し、やがては豪商へと出世していった近江商人たち。
 この近江商人博物館では、夢かなえびと、近江商人のその成功への軌跡を解き明かしています。近江商人を育んだ土壌とは何か。彼らの商法とは、教育とは、精神とは、そしてその文化とは何かを、物心両面の意味を込めた「みち」を展示のコンセプトとして解説しています。
 展示の構成は、古代・中世・近世・近代・現代・未来と年代順に、近江商人の発生前史から隆盛期、そして永遠の未来へと続く近江商人の全貌を、なるべくやさしいい表現で簡単にまとめました。
 展示解説には映像や模型・レプリカを多く採用し、楽しく親しみやすい内容となるように努めています。
 この展示室に一歩踏み込めば、そこは数千年の時空を超えた近江商人オデッセイの世界へと、御案内いたします。

古代

  古代の都と東国地方とを結ぶ交通
 の要衝としての、地理的な条件や交
 通網の発達史を解説。また、古墳時代・奈良時代の地方と都との交易のようすと、神崎郡衙を再現した模型を展示しています。

中世

  中世近江の覇者・佐々木六角氏と
 近江商人のルーツ・小幡商人を展示。
 彼らの活躍や栄枯盛衰を映し出す100インチの大型画面の前には、中世の五個荘と観音寺城を2500分の1で復元しています。

近世

  全国的な商品流通や地場産業の振
 興など日本経済の近代化に寄与した
 近江商人たち。その商法や家訓にみられる商人像と共に、その生涯を辿る人間像などさまざまな角度から紹介します。

近代・現在・未来

  幕末・維新から第2次世界大戦・
 バブル経済の崩壊と続く激動の時代、
 近江商人たちの盛衰と商人列伝を展
示。また、現在に活躍する企業の紹介や、宇宙に雄飛するイメージも作成しました。

アイランド

  座敷と板の間をイメージしたアイ
 ランドを3つのコーナーに区分。内
 助の功で夫を支えた近江商人の妻たちの日常生活や質素倹約を旨とした近江商人の食文化、取り扱った商品などを展示しています。

映像コーナー

  羽織袴に山高帽とステッキ姿―文
 明開化の近江商人の面影を今に伝え
 る春まつり。そのほか五個荘で繰り広げられるお祭りを、小幡人形や梵鐘などの伝統産業と共に映像で紹介します。

近江商人にチャレンジ

  コンピューターの出す問題にタッチパネルで答えるQ&Aシステム。 金一両を手元に豪商めざしてチャレンジして下さい。

 この五個荘には、まちの随所に近江商人たちの豪壮な本宅と彼らの寄進による荘厳な社寺が建ち並び、周辺には古代から連綿と続く条里制水田の沃野が広がっています。五個荘町では、私たちの郷土が生んだ近江商人たちの真の姿を、より多くの方々に学んでいただくためにこの博物館をはじめ、五個荘歴史民俗資料館(旧藤井彦四郎邸)・近江商人屋敷(旧外村宇兵衛・外村繁文学館)・あきんど大正館(旧中江邸)を公開しています。

 ◆所在地
   近江商人博物館
   〒529-1421 滋賀県東近江市五個荘竜田583
   TEL 0748-48-7100 FAX 0748-48-7105
 ◆開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
 ◆休館日  月曜日・祝日の翌日・年末年始(12月28日〜1月4日)
 ◆入館料  大人(高校生以上)  200円 (団体:20名以上 150円)
       小人(小学生以上)  100円 (団体:20名以上 80円)

(近江商人博物館)

詳しくは ここ をご覧ください。

       

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