近江歴史回廊倶楽部

湖北の歴史文化施設

浅井歴史民俗資料館
 
                    
滋賀県の湖北に位置する浅井町(平成18年3月長浜市に合併)は、越前、美濃にほど近く北国街道や北国脇往還が通じ合い、北国の入り口にあたる交通の要所でした。そのため戦国時代にはこの地方で、天下の命運を左右する大きな戦いが繰り広げられ、その一つに姉川の合戦があります。

この浅井の歴史、文化を守り伝えようと、当資料館は平成七年に開館致しました。当館は四つの建物から成り、まず『糸姫の館』では、町内で江戸中期から盛んに行われるようになった、養蚕と糸とりの歴史や仕事振りを、明治期の農家を再現し、人形ジオラマや写真パネル等で詳しく紹介しています。

賤ヶ岳の合戦で有名な七本槍は町内鍛冶屋で作られたものです。鍛冶屋では鎌倉時代の頃から鍛冶が行われるようになり、その鍛冶場を復元したものが二つ目の館、『鍛冶部屋』です。
ここでも本物さながらの人形ジオラマを中心に、鍛冶道具も古くから使用されてきたままに、鍛冶の歴史と仕事振りを紹介しています。

三つ目は『七りん館』と名付けられた、鍛冶屋集落にあった江戸時代の建物である庄屋屋敷を移築したものです。江戸から昭和にかけての民具が、生活しているそのままに展示してあります。当時にタイムスリップしたように体感して頂けます。

四つ目、『学習館』一階では町内の古墳からの出土品や文化財、姉川の合戦、浅井家の歴史を、小谷城跡の出土品、古絵図、合戦屏風、写真パネル等を中心に紹介しています。
二階では、子どもさん達にも学習して頂けるように、民具や農具、またメインと致しまして小谷城にありました脇門の扉があります。この扉は信長に攻められるまでに、改築の際、いらなくなったものが町内家臣の家に預けられていたために残っているとされる唯一の遺物です。

この学習館を中心に、年二〜三回の企画展を開催しております。十五年度春には、七りん館内での「琴とフルートのミニコンサート」、夏には仮称「終戦記念展」などを予定しております。静かな戦国の地にたたずむ浅井歴史民俗資料館へどうぞお越し下さいませ。
(館長)

浅井歴史民俗資料館のご案内
★住所:長浜市大依町528  Tel  0749-74-0101
★開館時間: 9.00〜17.00(入館 16.30まで) 
★休館日: 月曜日・祝祭日の翌日・
★入館料:大人¥300(団体¥200)
★交通機関:JR長浜駅より近江鉄道バス「高山線」にて「アヤハディオ湖北店
  前」下車徒歩10分、車ではJR長浜駅より10分



       

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