近江歴史回廊倶楽部

行事の詳細


  伊勢神宮参拝と斎宮史跡の探訪



平成24年9月5日 
行程 :守山駅〜栗東IC〜伊勢IC〜内宮駐車場・内宮参拝〜昼食・勢乃国屋〜麻吉旅館と古市界隈〜川崎商人館見学〜斎宮歴史館見学〜玉城IC〜栗東IC〜守山駅 

7月18日に行なわれた「伊勢斎宮と斎王群行の背景」勉強会をふまえ、伊勢神宮へのバスツァーが行なわれた。

内宮参拝では神宮専門ガイド2人(伊勢検定の上級3種類合格)に案内をお願いした。

先ずは手水舎での作法から教わる。近くにいた大勢の若い観光客も真剣に聞いていた。参道の真ん中は歩かない、参拝時の手のたたき方など、基本動作を習う。

内宮の歴史や、我々の質問も事細かに教えてもらう。さすがプロと自称される事はあると感心した。伊勢に行かれる方には是非、ガイドを頼まれることをお勧めする。有料だがその価値はあると思えた。

 昼食後、伊勢参りの面影を残す古市に行く。伊勢神宮の外宮と内宮を結ぶ伊勢街道沿いの町で、江戸時代には妓楼、芝居小屋、旅籠が立ち並び「精進落とし」の場としてにぎわった。

かつて大料亭だった麻吉旅館は、唯一その当時の面影を残す場所で、「懸崖造(けんがいづくり)」という地域特有の何層にも積み重なった建築で、登録有形文化財にも指定されているが、現在も宿泊する事ができる。

  
                    伊勢古市の麻吉旅館(道の両側とも)
 
次に川崎商人館を見学。川崎町は勢田川沿いに約1km続く古い町並。その昔、お伊勢参りの人々をもてなすための物資が行き交った問屋街であった。今は蔵を利用した飲食店や伊勢河崎商人館などが立ち並ぶ。

 斎宮歴史博物館の見学。斎宮とは天皇が即位する度に選ばれ、伊勢神宮に仕えた斎王(いつきのひめみこ)の宮殿と役所を指す。
斎王は宮中や野々宮での約3年の潔斎の後、近江から鈴鹿を経て5泊6日の旅で伊勢に向かう。7世紀後半から14世紀半ばにかけ、明確ではないが約70人の斎王の名が残されている。

斎王の儀礼と都から伊勢への旅を再現した「斎王群行」の映像を見る。当時の様子が良く分かる。 任を解かれた斎王が都に帰るのに往路と同じ道のこともあるが、木津川、淀川を経て浪速津に入り禊ぎを行なってから帰るそうである。海での禊ぎは人に戻るための重要な儀式であったと思われるがわかっていないことが多い。


行き帰りのバスでは有馬さんから伊勢の注連縄についてと、上嶋さんによるクイズ形式の伊勢神宮の勉強があり、充実したバスツァーの一日であった。



                                                    

                                                    (中田)


      

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