近江歴史回廊倶楽部

行事の詳細


  近江大津宮とその時代



平成24年8月17日 
大津市民文化館、参加 29名
始めに、大津市歴史博物館副館長・吉水眞彦氏の案内で、大津歴博常設展示の大津宮関連の模型を前にしての臨場感あふれる解説で、大津京のイメージを膨らませた。



湖岸線・琵琶湖の水位・官衙・地中梁・古代瓦等に関する質問が数多く出され先生からも丁寧な応答があった。中には地中張りについて電柱埋設の時補強用に使われていると、倶楽部ならではの意見もあった。

 昼食をはさんで講演と質疑応答。
『日本書紀』には天智天皇7年(668)から10年、天武即位前紀までの記事があり、内裏・濱臺・大蔵など建物の名称が記されている。

また、『藤氏家伝』には、濱樓・私第・淡海之第などとも記されており、多くの建造物が建っていたことを表している。

当時の寺院・崇福寺、大津廃寺などは砦的な性格を持っていたのではないか?都の建造物は、当時再利用のため、柱などを抜き取ったが、大津宮は抜き取りと、切り取りがあった。飛鳥宮は丁寧に抜き取られている。その違いは何故なのか?等々、まだまだ分からないことが多くある。

 「大津京関連の万葉歌」で猪飼由利子さんが、「近江大津京の主役達」で金澤が研究発表をした。

質疑応答では山下さんから「治田の俘虜」について質問があり、上嶋さんが応答をした。
 こういう勉強会を通じて、史料を精査し、想像を膨らませて、実りあるものとしたい。


                                                    (金澤)



      

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