近江歴史回廊倶楽部

行事の詳細


  近江万葉歌碑めぐり
     〜高島〜



平成24年10月16日 
参加人員 20名 
 当日は晴天に恵まれ絶好の万葉歌勉強日和であった。

 午前の部は、高島公民館にて、高島市教育委員会文化財課主任山本晃子氏を講師にお願いし、まず初歩的な万葉集の勉強から始まった。

 近江に関する万葉歌は約4,500首の内約110首採録され大和、摂津、河内に次ぐ多い数と聞く。中でも高島の地は、過って三尾勝野と呼ばれ多くの万葉歌が詠まれた。

高島では、これらの万葉歌を顕彰する為に、多くの万葉歌碑が設置されている。その編纂された時期、目的、 編者は大伴家持と言われているが一人か、私撰官選等未だ諸説が多く、謎に包まれている。

湖東は、東山道が通り信州、東国への道であったが、湖西は北陸道が通り若狭から越の国へのルートで朝鮮半島からの渡来人、産物の往来も多かった。

この為か湖西は、湖東に比べて万葉歌も多い。
この様に陸路水路利用の交通の要衝で役人、罪人、商人も多く特に水路利用の風待ち港として勝野は重要であった。

勝野は古来戦略上要害の地であり壬申の乱、恵美押勝の乱の主戦地となった。

   

 午後から歌碑巡りを行った。一番印象に残ったのは乙女ヶ池の歌碑で、新たに設置された山里の歌碑は西近江路の古道明神崎乙女ヶ池に臨み広がる景観に感動。
松並木の湖岸では秋空と琵琶湖の正対岸の湖東の山並みが一望出来、高島の素晴らしさを実感した。参加者は若干少なかったが楽しい充実した一日であった。


                                                    (中田)


      

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