近江歴史回廊倶楽部

行事の詳細


 越前・朝倉一乗谷ほか


平成22年9月15日晴れ、JR守山駅を定刻8時40分貸切バスで出発、参加者30名、バス内で金澤事業部長から「戦国ロマン近江の風、越前の風」と題してこの見学会のポイントについてレクチャーを受ける。

労作の近江戦国相関図から室町幕府衰退(1565年)〜関ヶ原家康大勝(1600年)まで熱弁を振るわれた。続いて上嶋委員からA3紙3枚の朝倉一代記の解説、朝倉は何故天下を狙わず終ったのか、京の文化を持ち得たのかについて説明を受ける。

バスは一乗谷資料館に到着、地元ボランティア2名に迎えられて館内見学後、一乗谷に徒歩で進む。城戸口に入る前に寺院の遺跡発掘現場の傍を通る。作業は木の根っこを掘り出し荒掘りの状態で遺物の出土までは未だの模様、遺物の発見をするのは大変な事だと作業のむづかしさを目前にした。

天台宗真盛派の盛厳寺跡には、ほぼ等身大の石仏から石塔が小屋掛けの中で鎮座されている。その数300、未整理石仏、石塔が横積みされてスケールの大きさに驚嘆、過去2度訪れていたのに初めて見る光景であった。城下町の入り口、下城戸口を通過、上城戸口もあるとのこと。

復元された城下町を歩き、浅井氏の邸宅跡の案内を受ける、丁寧な解説に頷きながらも、特に庭園の?大さ、見事な造りに驚異を覚える。山の水を瀧に集めて落とし清らかな池に大小の奇岩を配置、かの天才イサム・ノグチ氏をうならせて金縛りにさせた作庭の妙である。この地に京風文化が栄えた名残であろう。
        
                   朝倉義景の居館跡に残る唐門

足羽山に継体大王の石像を訪ねる。近江で生まれこの地で育てられた天皇だ。遠く日本海の三国港を見守るお姿であった。この山は秀吉が勝家を攻めた砦であるが、ガイドは語りたがらない。

北の庄城を見学、柴田勝家が秀吉に敗れ、お市の方と自害して果た。お市の娘三姉妹が以後秀吉の庇護のもと数奇な運命が始まる城である。以前は広大な城跡であっただろうが今は繁華街の中、柴田神社の境内と公園となり、勝家が長槍を持って立つ銅像が侘しい。

説明によれば信長の安土城を超える天守閣であったとのこと、安土城の天主閣跡を知るものにとっては信じがたい思いである。

帰途のバス中で、今日の見学会でのおさらいを兼ねて歴史クイズ、うんちくクイズが出され頭を絞った。回答満点を取った方の中から抽選で景品もあたる面白い企画であった。そう言えば、見学先で血眼になって正回答を探している人もあったけ。

見学目的の中世の近江・越前の下剋上の時代研修が達成できた有意義な催しでした。事業部の皆さん有難うございました。


                                                     (小根田)





      

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