近江歴史回廊倶楽部

行事の詳細


 湖近江伝統工芸いかぐ糸の里 「大音」と「黒田」の歴史を訪ねて


7月29日 JR木之本駅集合、23名参加。
木ノ本町伊香具地区大音と西山では平安以前から生糸づくりがおこなわれ、現在も邦楽器の弦や、カラクリ人形の操り糸、能衣装の織物糸などが繭本来の強い強度を残す(生挽き)や(座繰)といった伝統的な製法で作られている。

駅近くの「丸三ハシモト(株)」は現在、その生糸「いかぐ糸」から弦を作っているただ一つの特殊撚糸製造所である。

二手に分かれて、製造工程を見学する。主な12行程で準備から撚糸、染色、仕上げを行なう。珍しいのは中国古来の撚糸方法に乗っ取った[
独楽撚り]30mの糸の端に重しをつけて手で回し、糸に撚りをかけるのである。

次に、大音では地元の郷土史家・伊藤源一郎氏の案内で、湯で煮込んだ繭から糸を取り出す「糸取り工房」でその技を見、伊香具神社に参る。

古い羽衣伝説の舞台であり、桧皮葺の本殿と、珍しい両翼がつく鳥居がある延喜式内大社である。

黒田公民館に移動し昼食後、木ノ本町教育委員会・西川與史雄氏に古代史・仏像史の講演を聞く。

大沢寺・黒田観音寺・安念寺を参拝して廻る。各寺では地元の当番の方がお堂を開けて、素晴しい観音様を拝ませていただいた。

雨の中、自家用車9台に乗り合わせての例会であったが内容の濃い企画に満足して帰途についた.


                                                     (中田)





      

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