近江歴史回廊倶楽部

行事の詳細

例会  明日香・律令国家の原点をたずねて
 

9月5日、天気予報も雨で大いに空模様が心配されるなか、近江歴史回廊倶楽部初めての県外企画として大和明日香の地に足を伸ばすことになりました。

 大和明日香は近江とかかわりも深くまた、古代国家誕生の地として歴史遺産の宝庫でもあります。その明日香に向けて参加会員50名が、予定時刻を若干遅れて9時10分草津駅前を出発しました。
 そして、これも初めてのことかと思いますが、明日香までのバス車中で事業部会委員のみなさんによる研究発表がありました。これから見学することの予備知識としてまた、豊富な参考資料もいただき、この例会の大きな実りのひとつになったことと思います。

 発表いただきました小菅、橋本、竹内、田中、高田各委員の皆様ありがとうございました。特に、最後に説明をいただいた高田さんの万葉和歌の熱唱に、感服した次第です。

この車中発表会を聴いているうちにバスは、本日最初の見学先である藤原京に到着、ここからは、観光ボランテイアの田中さんの案内で、畝傍山・耳成山・天香久山の大和三山を眺めながら、いにしえの藤原京に思いを馳せ説明に耳を傾けていました。
 特に、明日香と飛鳥の地名の違いの謂われや、いまも各地に「飛鳥」の地名が存在することなど興味深く拝聴しました。そして、間近くに見た大和三山の姿に感激を覚えたものでした。

 予定を変更して先に飛鳥資料館前のレストランで,昼食を済ませた後、すぐ近くの飛鳥資料館に行きました。飛鳥資料館は、屋外に石造物のレプリカが数多く展示され、有名なユーモラスな石造群(猿石、亀石など)を眺めてああ飛鳥だな、と感じてさらに、資料館内の各展示や説明を見てまわり、1400年前の往時を偲ぶに十分な内容でありました。

 その後、バスで万葉資料館まで移動して遠くに亀形石造物を眺めながら万葉資料館に入り中を見学しました。大きな立派な資料館で、また展示も体験できる工夫もあり面白く過ごせたと思います。そして、徒歩で本物の酒船石に触れてこれは何、何のために、なぜここに、など色々疑問が沸いた次第です。
このあと歩いて飛鳥寺で最古の大仏様を拝み、蘇我入鹿首塚水時計の原点である水落遺跡と見てまわり、帰途につきました。


 この間一時降りそうであった空もなんとか降ることもなくまた、各見学先々では皆様のご協力で遅れることなく順調に例会が進行して、全員無事に予定時刻より早く午後6時18分ごろに草津駅に帰着できました。皆様お疲れ様でした。その直後に発生した地震にはビックリしましたが!
 当初予定より若干のコース変更はありましたが、律令国家の原点明日香の地への今回の例会は、収穫が多い例会であったのではないかと思っています。
 
(平井)



       

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